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【2022年版】フィリピン人との結婚手続きまとめ③

在留資格とVISAの取得、来日に必要なCFOセミナーの受講に関する情報をまとめています。フィリピン人との結婚や、配偶者の日本移住を考えている方の参考になれば幸いです。

過去の記事

フィリピン人とフィリピン側で結婚する手続きに関してはこちら。

rio-log.hatenablog.jp

日本側での結婚と、在留資格の申請に関してはこちら。

rio-log.hatenablog.jp

在留資格認定証明書

いわゆる在留資格ですが、9月12日に申請し、10月14日に手元に届きました。つまり、取得までにかかった期間は約1ヶ月です。2,3ヶ月かかるとネット上の記事にはかかれていたので、通常であればそれぐらい、審査がスムーズに進めば1ヶ月程度という具合でしょうか。

結果は申請時に切手を貼って提出した返信用封筒で通知され、許可の場合は証明書が同封されています。原則的に電話等で結果を知らせてくれることはないので、ひたすら待ちましょう。こちらから電話をしても、「待て」と言われるだけでした。

在留資格(認定証明書)と在留カード、VISA(査証)は別のものです。証明書を受け取ったあとは、それを相手に送り、在外大使館でVISA申請、日本入国時に入管で在留カードを受け取るという流れです(配偶者がすでに日本にいるのであれば、もちろん国内でVISA切り替えなどの手続きは可能です)。

VISA取得

DHLを使って在留資格をフィリピンに送りつつ、フィリピン人妻に必要な書類を準備するよう指示しました。必要書類とは、下記の通りです。

  1. パスポート
  2. 査証申請書
  3. 在留資格認定証明書
  4. 出生証明書
  5. 婚姻証明書

必要書類に関して
https://www.ph.emb-japan.go.jp/files/100384745.pdf
査証(ビザ) | 在フィリピン日本国大使館

査証申請書はこちら
提出書類に関する留意事項 | 在フィリピン日本国大使館

代理機関を通じて申請しましょう

一点注意点ですが、フィリピン人配偶者本人が大使館に行って申請することはできません。大使館が指定する代理機関に行き、そこで申請を依頼してください。

代理期間のリストはこちら
査証代理申請機関一覧 - List of accredited agencies | 在フィリピン日本国大使館

なお、直接申請できないのは、こういった事情からです…

CFOセミナー

結婚前にも夫婦生活や子作りに関するセミナーに参加したわけですが、フィリピン人が外国人と結婚し、出国する前にもセミナーに参加する必要があります。海外生活の心得みたいなことがテーマのようです。

セミナーを実施している機関は下記で、今はオンライン(Zoom)でも受講できます。申し込んで少し待つとスケジュールが記載されたメールがきて、約1週間後の日程になっていました。受講後は受講証明書を発行してもらえるので、スマホやPCに保存し、空港で提示できる状態にしておくとよいでしょう。

Commission on Filipinos Overseas | Responding to the Challenges of Migration and Development

いよいよ日本へ渡航…!

ここまでの手続きを終えれば、あとは航空券を購入して渡航するだけです。一つ加えるとすれば、コロナ禍では日本に入国に際して色々なルールがあるので、確認を忘れずに。

22年12月時点では…

  • 有効なワクチン接種証明書があれば、陰性証明書は不要
  • Visit Japan Webで事前に接種証明書などをアップロード

というルールになっています。

 

以上、フィリピン人との結婚から日本渡航までの手続きについて解説しました。なかなか大変で時間もかかりますが、行政書士に依頼する必要はなく、全て自力で可能です。

国際結婚を考えている方は、パートナーと協力して頑張ってくださいね。もし、何か質問があれば、コメント欄やTwitterのDMなどでご連絡くださいませ。それでは。