最近業務でOCI (Oracle Cloud Infrastructure) を触る機会があったので、インスタンスの立て方などをこちらでも共有します。かなり基礎的な内容で、公式のチュートリアルやすでにQiita等に投稿されているものと違いはありませんが、まあいいでしょう。
コンピュートインスタンス
OCIでは仮想マシン(Virtual Machine, VM)はコンピュートと呼ばれています。AWSでいうEC2ですね。これを作成し、SSHで接続します。
インスタンスの作成
「インスタンスの作成」をクリックし、作成フォームを開く。
インスタンス名を入力し、イメージやシェイプなどを選択する。ちなみにインスタンス名は後から変更可能。
SSHキーがない場合は、秘密鍵と公開鍵をダウンロードして保存するのを忘れずに。すでに持っている方は、使いまわしてもOK。
最後に作成をクリックすれば完了。
SSHで接続
パブリックIPアドレスと秘密鍵の保存場所を確認し、ターミナルなどのCLIを開きます。
# コマンド: ssh -i <秘密鍵> <ユーザー名>@<パブリックIPアドレス> # デフォルトのユーザー名はopc # オプションは各自でググってね rio@MacBook-Air Projects% ssh -i ssh-key-2023-12-14.key opc@168.***.***.*** # ルートユーザーに切り替え [opc@instance-20231214-2032 ~]$ sudo su # カレントディレクトリのパスを表示 [root@instance-20231214-2032 opc]# pwd /home/opc # というわけで問題なく接続できました。
エラーの場合はセキュリティグループを確認
SSHで接続できない場合は、セキュリティグループの設定で22番ポートが開いてるかどうかを確認してください。
おわりに
インスタンスを立ててSSHで接続するだけなら本当に簡単ですね。
今後もDockerを入れたり、DBと連携したり、いろいろやります。