Rio Blog

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【書評】FIRE 最強の早期リタイア術 - 最速でお金から自由になれる究極メソッド

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「働かずに暮らしたい」と誰もが一度は考えたりしますよね?

そんな生活を実現するための方法を伝授するのが本書です。

胡散臭いのはわかりますが、知っておいて損はないですよ!

FIREとは?

「Financial Independence, Retire Early」の略で、つまりは「経済的に自立し、早期にリタイアする」という考え方や方法論を意味します。

これは、数年前からアメリカを中心に広まっている考え方です。これまでの「早期リタイア」と違うのは、「エリートや富裕層、起業家でなくても、貯金や節約、投資によって早期リタイアは誰にでも可能」という部分です。

平均寿命が伸び、多様なライフスタイルが許容され、ミニマリズムという考え方なども生まれる現代では、「さっさとリタイアして、やりたいことや好きなことをやる」という価値観が支持されるのは理解できるかと思います。

具体的にどうやって資産を形成するのか?というのは次章で紹介します。

基本的な戦略

大前提として、「誰もが簡単に一生働かなくても暮らしていけるほどの生活費を稼ぐ方法」というのは存在しません。それなりに努力をしてお金を稼ぎ、投資をする必要があります。 逆に言えば、努力さえすれば誰でも達成可能なわけです。

4%ルール

年間の生活費を、投資元本の4%以内に収めましょう。投資元本として、年間の生活費の25倍を用意すると言いかえることもできます。

つまり、あなたは毎月20万円、年間240万円(=20万円×12ヶ月)あれば生活できるとしましょう。240万円×25=6千万円を投資して、毎年4%の利益(=240万円)を受け取れば、あなたはFIRE達成です。

年利4%というのは決して不可能な数字ではなく、むしろ非常に現実的です。インデックスファンドを購入し、アメリカや全世界に投資することで十分に達成可能な目標と言えます。

(厳密に言えば、インフレ率を考慮してもっと高い利率を目指すことになります。インフレ率が3%として、投資から7%の利益を得れば、差し引き4%分が年間の生活費になります。)

投資元本をどう用意するか?

これに関しては、結局は下記の2点に集約されます。

  1. 支出を切り詰める (車や家などは持たない!)
  2. 収入を増やす (転職や副業を積極的に行う!)

心から好きなことをすれば、お金は後からついてくると期待するのは危険です。まずお金を追いかけましょう。好きなことはその後でもできるのです。

このように、著者は投資元本を貯めている段階においては「好きなことで生きていく」という考え方には否定的です。そんなことはFIREを達成してからいくらでもできるのですから。むしろその方がしがらみがなく、より没頭して楽しんだり、社会的意義を感じられると述べています。 

著者の投資先

著者はどういった金融商品を購入し、100万ドル(約1億800万円)という元本を築いたのでしょうか?そこが読者にとって一番気になるところですよね。それは下記の通りです。

アメリ 20%
カナダ 20%
EAFE 20%
債権 40%

*EAFE: アメリカを除く先進国の株式指数 

株式と債券の割合は6:4で、株式はアメリカを中心に先進国のインデックスファンドに投資していたとのことです。(なお、大半のアクティブファンドの運用成績が手数料の分だけインデックスファンドに負けるということは、投資の世界ではよく知られた事実です。)

最初は10万ドルからスタートし、毎月の給与を積み立てることで、最終的には100万ドルに達したわけです。こういった手法や投資先は、FIREを目指す上で大いに参考になりますね。

再現性

ここからは少々批判的な感想です。 

著者は貧乏な家庭で生まれ育ち、学生時代まではかなり大変な生活を送ってきたようです。その苦労などは否定しませんし、むしろ努力家で知性的な面は尊敬します。

ただ、20代前半に働き始めた時点ですでにパートナーと合わせて12万5千ドル(1,350万円)の年収があったわけで、そりゃあ給与の大半を投資に回せるよなという話です。

著者のように30代前半でFIREを達成するには、20代時点での高いマインドと収入が必要なのは間違いなく、「誰でもできる」というほど簡単ではありません。

翻訳本

続いてのデメリットは、構成の悪く読みづらい点です。

私の幼少期の一番楽しかった思い出の1つは、中国の農村部で医療廃棄物の山を何人かの友人と漁っていた記憶です。

「わかってないの!」私はこの時点で過呼吸に陥っていました。「あなたが失敗しても、あなたの親が助けにきてくれる。でも私が失敗したら、私は親もろとも引きずり落とすことになるの。私はそんなこと……」 

1つ目は本書の冒頭から、2つ目は世界金融危機の際のエピソードからの引用です。こんな感じで、著者の生い立ちや実際の出来事をベースに話が進んでいきます。生い立ちを語ることがダメだとは言いませんが、正直言って読みづらいです。

読者が知りたいのは著者の心情などではなく、具体的なマインドや投資に関する知識です。日本人が書いたビジネス書や金融関係の書籍であれば、個人のエピソードは少なく、数字やグラフによる体系的な解説が多くなるでしょう。

アメリカ等の書籍って、このような構成が多い気がします…

おわりに

以上、近年ブームになっているFIREに関する書籍のレビューでした。

最後に批判的なことも書きましたが、基本的には多くの人にオススメできる本です。4%ルールを中心に、投資の手法や幸せな人生をおくるための価値観などは、参考になる部分があります。

皆さんもこれを読んでFIREを目指しましょう!

 

 

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