先日、セブ市内の某コンドミニアムに引っ越しました。
部屋の探し方、家賃交渉のコツなどまとめておきます。
ぜひ参考にしてください。
物件探し
利用したのは下記の2つです。
Rentpadは日本人の方にもイメージしやすく使いやすい不動産情報サイトです。これ以外にも、Lamudiなどがありますので、一応チェックしてみください(もちろん全て英語ですが、難しくはありませんよ)。
FBマーケットプレイスは意外と使える!
この機能、日本でも展開されているのかわかりませんが、少なくとも僕が見た時は結構な数の物件が掲載されていましたので、フィリピンで物件探しをする際には絶対にチェックした方がいいです。
どんな感じかスクショを載せておきます。
① お店のようなアイコンをタップ
② 商品のカテゴリが分かれているので、賃貸を選択
③ 写真や詳細を確認し、興味があればメッセージを送る
④ オーナーやエージェントに会って、内見や契約に進む
FBの欠点は、検索機能やソート機能がいまいちなことです。
条件に合う物件を見逃さないよう根気強く探してください。
ちなみに、物件以外にも家具やガジェットなどの売買も可能です。
家賃交渉
「同コンドミニアム(や同エリア内)で〇〇ペソの部屋を見つけて、そっちと悩んでいる。〇〇ペソまで値下げしてくれたら、あなたのところに即決する。」という風に交渉するのが一番効果があるように感じました。
逆に下記は全く効果がありませんでした…
- 備え付けの家具のうち、テレビとテーブルは不要。売るなり好きにしていいから家賃を下げてほしい。
- 総額が多少高くなっても構わないから、借主負担になっている光熱費を定額にして、家賃に含めてほしい。
オーナーによっては、こちらが必要なものを購入してくれる場合があります。「電子レンジと電気ケトルを部屋に置いてくれたら契約する。」という感じで提案してみましょう。
それ以外にも、下記の3点を行うことで値下げしてくれる可能性もあります。
- 日本人アピール
- 長期契約を提案
- 現金一括払いを提案
Association Dues
これは日本で言う「管理費」や「積立修繕費」を意味し、部屋の大きさごとに金額が設定されています。
いくらになるのか、誰が払うのか、ということについては、オーナーやエージェントに確認しましょう。
契約締結
当たり前のことですが、契約書の内容はしっかりと確認しておきましょう。特に下記の2点は注意が必要な重要なポイントです。
1. 更新・解約
「何日前までに更新や解約に関して双方の合意が必要か?」「契約終了後、デポジットのどう処理されて返金されるのか?」などを確認しておきましょう。
2. 修理・清掃
「〇〇ペソ以下の修繕は借主負担、それ以上は貸主負担」というルールが一般的なようです。例えば、3,000ペソと規定されていて、シャワーの修理に1,000ペソかかったら私たち借主側が支払いますし、エアコンの交換に5,000ペソかかったら、それはオーナー側が支払うということです。
また、エアコンの清掃などを借主負担で行うといった条項が定められている場合もあります。定期的に支払わなければいけないものとして、覚悟しておきましょう。サインしてしまえば、文句を言っても通用しません。
引っ越し
Maximという配達や買い物代行をしてくれるアプリがあります。その中にTruckという引っ越し用?のプランがあったので利用してみました。
小型のトラックでやって来て荷物を運ぶサービスで、最低340ペソです。移動距離やご自身の荷物の量にもよりますが、タクシーで複数回往復するよりは簡単に済みます。
事前に時間指定で予約したんですが、ドライバーは時間通りに来て、荷物の積み込みも手伝ってくれたので、何の問題もなくスムーズに進みました。
なお、フィリピン人が引っ越す際には、車を持っている親族や知人を頼ったり、ドライバーを手配するようで、日本のような引越し業者というのは一般的ではありません。
インターネット回線
どういうわけか、コンドミニアムによって契約できるプロバイダーが決まっています。僕の場合は、「PLDTのみが契約可能で、GlobeやSKYはダメ」とコンドミニアム側に言われていました。
試しにGlobeに行って申し込もうとしましたが「そのエリアは回線のキャパシティがいっぱいで新規の契約はできない。」と断られました。仮にキャパシティに余裕があった場合どうなっていたかは不明です。
事前に契約可能なプロバイダーを確認し、申込みをしておきましょう。カギの引き渡し前であっても、エージェントやオーナーに連絡した上で、プロバイダーの担当者が入室して開設することは可能です。
申込みから開設まで数週間待たされる場合もあるので、余裕を持って申し込みしておくことを強くオススメします。
おわりに
以上、引越しに関するコツや小ネタ、注意点をまとめて紹介しました。
フィリピンで引っ越しを検討されている方や、移住を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
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