まとまった時間ができたので、何冊か本を読みました。簡単に感想・レビューを綴っていきますので、「なんか面白い本ないかなー」と思ってる人は参考にしてくださいな。
「技術書」の読書術
技術書に限らず、本の探し方、選び方、読み方などが書かれている。
すでに本を読む習慣があり、まあまあ読んできた人にとっては、正直得るものはないかもしれない。逆に、今まで読んでこなかったけど、これからは読みたいって思ってる大学生や若い社会人にはオススメできる。
- 読書を続ければ悪書との出会いは避けられない
- 積読は解消できない
この2点を言い切ってくれていたので、個人的には若干心が軽くなり、気軽に買って積んだり、面白くなかったら読むのをやめようと思えたのでよかった。
教養としての生成AI
昨今話題のChatGPTや画像生成AIなどに関しての概要が書かれている。著者がエンジニアとしての経験があるライターなので、技術的な部分も解説していて信頼できる内容だなと感じた。
エンジニアやIT関連の業種、職種の人はとりあえず読んでおいた方がいい。新書なので、集中すれば1日で読み切れる文章量です。それと、ChatGPTを実際に使ってみるのも忘れずに。マジですごいので。
小さなチーム、大きな仕事
アメリカのIT企業経営者/エンジニアが書いたビジネス書で、システム開発や経営に関するマインド、仕事術、Tipsみたないものがまとめられている。
下に目次の一部を載せるが、こんな感じで「メッセージ+解説、具体例など」がいくつも続いているというスタイルなので、非常に読みやすい。
アメリカ人が書いたビジネス書ってストーリー仕立てになっていて体系的に書かれていないことが多く、そういうタイプは苦手なんだけど、これは違う。
世界一流エンジニアの思考法
米マイクロソフトでエンジニアとして働く著者が、自身の経験や周囲のつよつよエンジニアから学んだ思考法や仕事の進め方をまとめた書籍。
読む前は「アメリカと日本じゃあ商習慣や価値観が大きく異なるし、マイクロソフトで働く一流エンジニアと自分じゃあレベルが違いすぎるんだが、参考になるんか…?」と思っていた。でも、読んでみて感じたのは「(たしかに全てを取り入れて実践するのは無理でも、)体系化もしくは抽象化された一流の思考法や仕事術は、凡人にも十分役に立つ」ってこと。
強引にまとめるなら、「『Be Lazy』の精神で優先順位が低いことは切り捨てて重要なタスクだけに集中すことで仕事を楽しみつつ、プライベートも充実させてこうぜ」って感じだろうか。エンジニアの人は読んでおいて損はない一冊。
おわりに
以上、最近読んで面白かった本でした。
どれもkindleで購入できるので、よかったらどうぞ。