コロナウイルスが蔓延した昨今、海外旅行のための手続きって非常に面倒で、フィリピンの一部地域では、S-Passというものを取得しておく必要があります。
その取得方法なんて、めちゃくちゃニッチで誰にも需要がないレベルなんですが、せっかくなんでブログのネタにさせていただきます。
まずは情報収集
おそらくフィリピンに限った話じゃないと思うんですが、途上国って情報が整理されておらず、結局何が必要なのか?が、調べても人に聞いても全然わからないんですよね笑。
英語でググる際は「requirements (必要なもの、条件)」という単語を使うといいです。「El Nido Requirements」みたいな感じで。フィリピンに関しては、Facebookが盛ん使われているので、FBアカウントを探すのも重要です。
エルニドの場合は、El Nido TourismというFBアカウント上で情報が更新されているので、そこを確認しましょう。メッセンジャーで連絡すると、返事が来ることもあります。
それによると、フライトチケットを購入し、ホテルを予約した上で、S-Passというものを申請して取得すればよいとのこと。ワクチン接種をした人はその証明書、未接種の場合は、PCR検査の陰性証明書も必要です。
フライトとホテル
まあ基本的な説明は不要ですね…
エルニドへの直行便はAir Swiftという航空会社が運営しており、公式HPからのみチケットを購入可能です。ホテルはAgodaでも何でもいいので、ご自身の希望に合わせて予約しましょう。
それぞれ購入or予約が完了したら、予約表のPDFなどを手に入れて、1つのファイルにまとめてください。S-Passの申請の際に添付する必要があるのですが、添付できるファイルは1つだけなのです。なので、PDFであれば2つのファイルを結合して、1つにする必要があります。(こういうのが本当にめんどくさいですね…)
S-Passの申請
下記のURLから申請が可能です。ちょっと記憶が曖昧なんですが、まずはアカウント作って、その後で、エルニドなどの旅行に対してS-Passの申請をする、という流れだったかと。
先ほどあげた画像に説明が記載されているんですが…
- RT-PCRという項目でアップロードするのは、ワクチンの接種証明書です。ワクチンカードをスマホのカメラで撮影したものでもOKです。僕はそうしました。
- その次のOther documentsという項目で、フライトとホテルの予約表を一つにまとめたPDFファイルなどをアップロードします。
申請が完了すると、Pending(保留)という状態になります。Approved(承認)という状態になっても通知などは来ないので、旅行日までに何度かアクセスして、承認されたかどうか確認しましょう。
もし旅行の前日になっても承認されない場合は、El Nido Tourismの方に電話やメール、メッセンジャーで問い合わせてください。
承認された後は、QRコードが表示された画面のスクリーンショットを撮って、スマホに保存しておくと、すぐに見せられるので便利です。
おわりに
以上、フィリピン国内の旅行で必要なS-Passの取得方法の解説でした。
奇跡的にこの記事が誰かの役に立つことがあれば、とても嬉しいです!